工事費支払いの遅延で書類改ざん 職員を停職6か月に【長野・伊那市】

伊那市役所

伊那市は28日、請求書の改ざんなどをしたとして、職員3人を懲戒処分しました。
停職6カ月の処分を受けたのは、伊那市水道部の30歳の職員です。市によりますと、職員(30)は昨年度と今年度に実施した水道関連施設の工事について、費用の支払いを最長でおよそ10カ月遅延したにもかかわらず、期限内に支払ったよう請求書の受理日を改ざんしました。職員は「業務が立て込んでいた」としていて、仕事の属人化が背景にあったということです。監督責任で、53歳の上司は戒告処分を受けました。
また、入浴施設で小学生の料金を誤って1人あたり100円多く徴収していた問題で、指定管理者の第三セクターを担当していた
商工観光部の53歳の職員も戒告処分を受けました。伊那市は、チェック体制を強化するなど再発防止に努めるとしています。

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