個人だけでなく企業や自治体がSNSを運用するのはもう当たり前。ただ、苦戦している所は多いようで、誘客につながる情報発信のコツを学ぼうと、人気インスタグラマーによる勉強会が開かれました。
■人気インスタグラマー 玉井里香さん
「例えば稲荷寿司みたいな小さなものは集合体で上げると伸びやすい!」
長野市の玉井里香さんは県内外の旅行・お出かけ情報を発信するインスタグラマー。投稿を始めて3年足らずで既にフォロワー数は4.1万人超えです。長野市で開かれた勉強会には、SNSで情報発信をしている観光協会の職員や宿泊施設のスタッフなどが
参加しました。
■宿泊施設 ラボランドくろひめから
「フェイスブックから始めているので、インスタの投稿はついでというか…。同じテイストになっている。別々に運用した方がいいと思っているけどそうですか?」
■人気インスタグラマー 玉井里香さん
「その通りで各SNSによって見ている層が全く違う。女性の20代から40代に一番多いのがインスタグラム。TikTokになると、もっと若い10代~20代と逆にお父さん世代も多くて」
実際に参加者のアカウントを見ながら具体的なアドバイスもしていました。
■人気インスタグラマー 玉井里香さん
「あまり表紙にスタンプは使わない方がいい。やはりインスタグラムはきれいに見せていくのが大切になってくるので」
玉井さんによると、最も重要なのは投稿の統一感。グルメならグルメ、景色なら景色、などジャンルを絞ることや色味やデザインを統一させると目を引くようになるそうです。違うジャンルを載せたくなったら…。アカウントの表紙とも言える投稿一覧「フィード」は統一感重視。その他の写真や動画は24時間で投稿が消える「ストーリー機能」を使い、ハイライトにまとめるのがおすすめだそうです。
■小布施文化観光協会から
「すごく勉強になりました」
■大岡自転車活用推進協議会から
「上げ方が分からなくて、伝えたいけどできないジレンマに陥っている状態で来た。視点を色々教わったので、それを生かしていければ」
■人気インスタグラマー 玉井里香さん
「長野県の人って良い意味で謙虚さがあったり保守的なところがあるので、そこをもう1個打破してもらって、もっとこんなに楽しいんだよって県内外の人に伝えたい」
コロナ禍で宿泊施設も苦しい状況になった中で、旅行好きの自分に何かできることはないかと考えてインスタグラムを始めたそうです。