能登半島地震めぐる“被災地支援会議”知事欠席問題…公明党会派も批判「判断ミスだ」(静岡県議会)

静岡県の川勝知事が、能登半島地震の支援について話し合う会議に出席せず「賀詞交歓会」に参加した問題で、県議会では、27日の自民党会派に続き、28日は公明党会派が「判断ミスだ」と批判しました。

この問題は1月4日、川勝知事が能登半島地震の支援について話し合う、中部・北陸9県と名古屋市とのオンラインでの連絡会議に出席せず、地元メディアが主催する「賀詞交歓会」に参加していたもので、27日の県議会で自民党会派が「責任感が欠けている」などと、厳しく追及しました。

これに対して川勝知事は「代理出席が認められていた」などと説明し、会議を欠席したことについては「全く問題はなかった」と反論。

しかし、28日に行われた県議会の代表質問でも、公明党会派が「完全に判断ミスだ」と批判し、知事の「危機管理能力」に疑問を呈しました。

これに対し、川勝知事は…

(静岡県 川勝知事)

「災害マネジメント支援チームが現場に入ったところ、馳知事のご厚意で静岡県災害対策本部という部屋が用意されていた。私はすぐに簡易ベッド16床を送り、さらにその災害マネジメント支援チームの増援をするために2人の派遣を決めた。常に万機公論で議論した上で、最善の結論を導き出す姿勢で取り組んでいる」

このように述べ、28日も自身の対応に問題はなかったと改めて強調しました。

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