「スカイレール」4月末での運行終了が決まる 代替のEVバス運行が認可

広島市のJR瀬野駅と住宅団地を結ぶスカイレールについて29日、延期していた運行終了日が4月30日で確定しました。

スカイレールは「大幅な運賃上昇が見込まれる」として、当初、運営会社(スカイレールサービス)は去年12月末で運行を終了するとしていました。

代わりにEV(電気自動車)の路線バスの運行に切り替える予定でしたが、車庫など施設整備の許認可に時間がかかったため、運行終了を4月末に延期していました。

29日、中国運輸局からバスの運行が認可されたため、スカイレールの終了は4月30日に決定したということです。

EVバスの運行は芸陽バスに委託され、3月30日に開始予定です。

停留所は団地内に15か所設けられ、1日の運行は平日が75便、土日祝が67便の予定で、運営会社は「利用状況にあわせてダイヤを見直していく」としています。

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