鉄人・衣笠祥雄さんが解説者時代に記したノート 廿日市市のゴルフ場で公開

カープOBで、鉄人の愛称で親しまれた衣笠祥雄さんが解説者時代に記したノートが廿日市市内で公開されています。

廿日市市のゴルフ場に展示されているのは、カープの黄金期を築いた衣笠祥雄さんの栄光の品々。ダイヤモンドグラブの受賞や野球殿堂入りを記念した楯などが並びます。

衣笠さんは連続試合出場のプロ野球記録を樹立するなど多くの偉業を成し遂げましたが、6年前に71歳で亡くなりました。

ゴルフ場の社主を務める髙上さんは衣笠さんと古くから親交があり、遺品整理をした家族から譲り受けました。中には、解説者時代に記したノートなど約130冊も保管されています。

1991年の優勝時の切り抜きや、選手を讃える言葉も残されています。

■宮脇靖知リポート

「貴重な資料は手に取ることもできます。プロ野球だけでなく、日本代表の試合もスコアブックにきれいに記されています。衣笠さんのメッセージとして、北京オリンピックに向けて、準備は良好、成長が楽しみといった、球界全体への思いも記されています。」

■広島佐伯カントリークラブ 髙上祥二 社主

「彼の見かけとは違う内面がよく分かってもらえると思う」

4月の命日には、6回目となるメモリアルコンペの開催も予定されています。

(2024年2月29日放送)

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