「幕内や横綱になれるよう頑張る」高田川部屋へ入門する成田憲史さん(中3)卒業式 3月場所前相撲で初土俵へ【岡山】

大相撲の高田川部屋へ入門する、岡山県真庭市の中学3年生・成田憲史さんのために、ひとりだけの卒業式が行われました。式典には高田川親方も駆けつけ、生徒たちとともに新たな力士の門出を祝福しました。

(落合中学校3年 成田憲史さん)
「親方の指導の下、幕内や横綱になれるよう頑張っていきたいです」

おととい(27日)真庭市の落合中学校で開かれた成田憲史さんの壮行会です。高田川親方も、激励に駆け付けました。

相撲を始めたきっかけは、中学2年生の体育の授業。その後どんどんのめり込み、去年10月、高田川部屋への体験入門を機に角界入りを決めました。

(落合中学校3年 成田憲史さん)
「親方のような、パワーのある力士を目指してがんばりたい」

(高田川親方)
「正々堂々と戦って、ちゃんとお客さんが見て納得してくださる相撲をとる力士になってほしい」

高田川部屋には、同じ真庭市出身の兄弟力士「真庭山」と「祥乃山」が在籍しています。

(落合中学校3年 成田憲史さん)
「同じ地域出身の先輩力士なので、2人の背中を追いかけてがんばっていきたい」

仲間や恩師に見送られ力士として新たな一歩を踏み出した成田さん。来月大阪で開催される3月場所の前相撲で初土俵を踏む予定です。

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