【インドネシア】万博インドネシア館のデザイン発表、開発庁[経済]

国家開発企画庁(バペナス)のスハルソ長官は、大阪・関西万博に出展するインドネシア・パビリオンのデザインを発表した=2月28日(バペナス提供)

インドネシア国家開発企画庁(バペナス)のスハルソ長官は2月28日、2025年4月13日~10月13日に開催される大阪・関西万博に出展するインドネシア・パビリオンのデザインを発表した。「調和の中の繁栄:自然、文化、未来」をテーマにする。

発表は、大阪で敷地の引き渡し式と同時に実施された。

インドネシア・パビリオンは、45年に世界の経済大国トップ5入りを目指すビジョン「黄金のインドネシア2045」の実現に向けた25~45年の国家長期開発計画(RPJPN)に則して、持続可能な開発を表し、将来の可能性を探検する象徴として船のデザインを採用する。

スハルソ氏は、インドネシアは世界最大の群島国で、4位の人口と2番目に豊かな生物多様性を擁する国として、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けてさまざまな戦略を実行してきたと説明。インドネシア・パビリオンは、SDGs達成に向けたグリーン経済や持続可能な開発(ブルーエコノミー)といった取り組みを焦点にすると述べた。

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