大学生が公式ルールで枕投げをする「学生まくら投げ選手権inあわら温泉」が2月29日、福井県あわら市の清風荘で行われた。同温泉開湯140周年記念事業として企画され、全国各地から32チーム213人が300畳の大広間に集い、浴衣姿で対戦。枕を豪快に投げ合い、修学旅行でのひと幕を再現するかのように枕バトルを繰り広げた。
芦原温泉旅館協同組合や市などでつくる実行委員会が主催した。卒業旅行応援プロジェクトと銘打ち、春の卒業旅行先にあわら温泉を選んでもらい、思い出の地にしてもらう企画。参加は、宿泊費が補助されたこともあり、予想を上回る数となった。県内からは福井大、県立大、仁愛大などの学生が参戦した。
⇒【写真】掛け布団で枕をブロックする学生
競技は「スポーツまくら投げ」と呼ばれ、伊豆の伊東温泉(静岡県)が発祥。6~8人ずつの2チームが、40畳のコートで対戦する。10個の枕を投げ合い、当たると「就寝(アウト)」。相手コートに入った枕を回収できる「先生がきたぞ」などの技や場外などのルールで残った選手数を競い、2分×3セットで戦った。
⇒【もっと読む】慶応大学や九州大学の学生も参加…感想は