鹿児島市は1日、同市真砂本町の工事現場で見つかった米国製の不発弾処理を24日午前10時ごろから始めると発表した。
作業場所から半径166mは立ち入り禁止。作業時間は2〜3時間を予定するが、長時間かかる場合もある。住民らは同日午前8時から近くの鴨池中学校に避難する。周辺では交通規制も行う。
鹿児島市危機管理課によると、不発弾は2月9日日午前、同市真砂本町3の59の工事現場で、地中の埋設物撤去工事中に作業員が発見。信管を保護したため、衝撃がなければ爆発する危険はないという。
不発弾は長さ約75センチ、直径約20センチの円筒型。米国製の普通爆弾で重さ約45キロ。現場周辺はマンションや病院がある。同課は立ち入らないよう呼びかけている。