防災意識向上へ 大学の防災サークルが活動報告

 防災に関する活動を行っている栃木県内の大学サークルが2月27日県庁で活動を報告しました。

 県は若者の防災活動への意識を高めようと2019年度から県内の大学の防災に関するサークル活動を支援しています。

 支援の対象となる連絡協議会には、これまで作新学院大学や帝京大学など4つの大学のサークルが加盟していましたが、2023年度から新たに宇都宮大学が加わり認定証が手渡されました。

 学生たちは、防災イベントに参加したことや被災地で行う炊き出しを練習したことなどをスライドを使って発表しました。

 そのほか東日本大震災で被災した福島県を訪れたサークルもあり、学生たちはそれぞれの活動内容について意見を交わしていました。

 また、サークル活動をきっかけに地域の消防団に入った帝京大学の学生2人が、大学生活のリズムに合わせて活動できることなどその魅力を語りました。

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