「トレカの購入代金欲しかった」20代郵便局員、客からだまし取ったキャッシュカードで90万円盗み懲戒解雇=日本郵便

客からだまし取ったキャッシュカードを使って現金90万円を盗んだとして浜松市内の郵便局に勤務する男性局員が2月28日付で懲戒解雇となりました。

懲戒解雇になったのは、浜松市中央区の浜松橋羽郵便局の20代の男性局員です。

日本郵便東海支社によりますと、男性局員は2023年10月頃から11月頃にかけて、浜松市内男性の客に「お客様のキャッシュカードを新しくします」などとうそを言ってカードを預かり、この男性の口座からATMを使って90万円を引き出し盗んだということです。

この男性局員は2023年12月、浜松市内の男性からキャッシュカードと通帳をだまし取った疑いで警察に逮捕されていて、日本郵便の社内調査で90万円を引き出し盗んでいたことが明らかになりました。

社内調査に対し男性局員は「趣味で集めているトレーディングカードの購入代金が欲しかった」と話しているということです。

日本郵便東海支社では「深くお詫びするとともに、再発防止のため社員に対するコンプライアンス指導を徹底していきます」とコメントしています。

© 静岡放送株式会社