中国、2月の景況感49.1　5カ月連続で節目割れ

2024/03/01

　【北京共同】中国国家統計局は1日、景況感を示す製造業購買担当者指数（PMI）が2月は49.1だったと発表した。前月から0.1ポイント悪化し、好不況を判断する節目の50を5カ月連続で下回った。経済への影響が大きい不動産の市況低迷が長期化しており、製造業も低調な状況が続いている。

　非製造業部門の景況感を示す指数は51.4で、前月から0.7ポイント改善した。製造業と非製造業をまとめた総合景況感指数は横ばいの50.9だった。