ジャイアンツのイ・ジョンフが初本塁打 速球捉えて127メートル弾

オープン戦【ジャイアンツ1-2ダイヤモンドバックス】@ソルトリバー・フィールド

日本時間3月1日、ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)がダイヤモンドバックスとのオープン戦に「1番・中堅」でスタメン出場。第1打席で二塁打、第2打席ではオープン戦初アーチとなるソロ本塁打を放ち、3打数2安打1打点の活躍を見せた。試合はロースコアの接戦となり、ダイヤモンドバックスが2対1で勝利。ダイヤモンドバックス先発のライン・ネルソンが3回2安打1失点で勝利投手、ジャイアンツ先発のローガン・ウェブは3回3安打2失点(自責点1)で敗戦投手となった。

6年1億1300万ドルで加入した韓国人スターにオープン戦初本塁打が飛び出した。3回表二死走者なしで迎えた第2打席、カウント1-2からの4球目、94.7マイル(約152.4キロ)の4シームを捉えると、打球は右中間スタンドに飛び込むソロ本塁打となった。スタットキャストの計測によると、打球速度は109.7マイル(約176.5キロ)、飛距離は418フィート(約127.4メートル)。初回の第1打席ではカーブを捉えて二塁打にしており、「剛」と「柔」の両面を見せつけた。

イ・ジョンフは自身の初アーチを振り返り、「強い打球だったけれど、角度がつかなかったから二塁打か三塁打になると思った。だから走り続けたんだ」とコメント。ここまでオープン戦2試合に出場して6打数3安打1本塁打1打点、打率.500、OPS1.667と好スタートを切っており、ボブ・メルビン監督も「いいスタートを切ったね。速球にも変化球にもしっかり対応できている」と高く評価している。

試合は初回に2点を先制したダイヤモンドバックスが2対1で逃げ切り。ジャイアンツはイ・ジョンフの一発で1点を返すのが精一杯だった。先発陣に故障者が続出し、苦しい状況となっているジャイアンツ。オープン戦でもここまで6試合で4敗2分と白星がない状況が続いている。

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