何歳からでも筋力アップが可能なように、アキレス腱もやわらかくすることができます。ふくらはぎの筋肉とアキレス腱をのばすストレッチで、足から健康になりましょう! 寝たままで気軽にできる「アキレス腱のばし」のやり方をご紹介します。教えていただくのは、骨盤整体高田馬場施術室院長の池村聡文さんです。
★基本のアキレス腱ののばし方★
アキレス腱がかたいと、関節に負担がかかり、ひざ痛や腰痛、さらには肩こりの原因や悪化することにもなりかねません。アキレス腱とつながるふくらはぎの筋肉もかたくなり、血行不良からむくみや疲れやすさにもつながります。
基本のアキレス腱のばしは2つです。
「ヒラメ筋+アキレス腱のばし」
「腓腹筋+アキレス腱のばし」
朝起きる前や、夜寝る前に、あおむけでできるアキレス腱のばしを紹介します。
ヒラメ筋をのばす場合は、ひざの下にバスタオルや小さめのクッションを入れ、ひざが曲がるように調整しましょう。
腓腹筋をのばす場合は、ひざが曲がらないようにします。
あおむけで行う「ヒラメ筋+アキレス腱のばし」
①あおむけになり、アキレス腱をのばすように意識しながら、足の甲をそらす
足の甲をそらす
かかとを床につける
ひざと床の間に、丸めたバスタオルや小さめのクッションを入れる
20秒キープします。
②足の甲をのばす
20秒キープします。
あおむけで行う「腓腹筋+アキレス腱のばし」
①あおむけになり、アキレス腱をのばすように意識しながら、足の甲をそらす
足の甲をそらす
ひざはのばす
かかとを床につける
20秒キープします。
②足の甲をのばす
つま先までまっすぐに
ひざが曲がらないように
20秒キープします。
モデル/加藤里奈(SPLASH)
※この記事は『肩・腰・ひざの痛みに効く アキレス腱のばし 』池村聡文著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。