さだまさし、トークアルバム『歌ってはいけないCD』リリース 新アー写&映像作品ティザーも公開

さだまさしが、5月22日にトークアルバム『歌ってはいけないCD さだばなし 迷作集 令和六年版』をリリースする。

同作品は、5月24日よりスタートする『2024さだまさしコンサートツアー“51”』に先駆け、“デビュー51周年作品”としてCD3枚組でリリースされる。さだのコンサートの真骨頂のひとつともいえる『小噺』が収録。ビクター移籍後となる2018年~2024年のものとなり、年齢を重ねるごとにアップデートされるトークが集められている。収録内容の一部とともに、同作品のジャケット写真並びに2024年最新アーティスト写真も公開された。

さらに、トーク作品に先駆けて自身のバースデーでもある4月10日にリリースされる50周年記念ライブ作品『さだまさし 50th Anniversaryコンサートツアー 2023~なつかしい未来~』のショートティザー映像も公開されている。

<さだまさし コメント>

音楽会に本来トークは不必要です。ただし「娯楽」を考えた時、「楽しむとは何か」という大きなテーゼがあります。だから司会者の代わりに喋るのであります。また、僕のように比較的哲学的なテーマの歌が多い歌手が、ステージ上でストイックに音楽だけを追求してしまえば、そこに虚像が生まれ、うっかりすると「尊敬されてしまう」恐れがありますから、虚像を廃し実像をお伝えすることが大切です。私は大きな人間でも優れた人間でもなく、人生の迷いを歌にしているだけの小さな生き物です、という思いを伝えるために私は「喋る」のであります。
いいですか、ここに収録されたトークは確かに「最新録音」で、それぞれが「超」バージョンアップされた最新ライブのトーク集ではあるといえども、喋りだけを抜き出してCDにするのは実にけしからんことであります。
ヒットしちゃったらどうするんだっっ!!!歌を聞きなさい!!!

(文=リアルサウンド編集部)

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