土岐麻子が4月24日にリリースするソロデビュー20周年記念オールタイムベストアルバム『Peppermint Time ~20th Anniversary Best~』のアートワークが公開された。
本アートワークは、土岐麻子が「東京の街の変化を強く感じた」という有明付近で撮影された。何もない平原のような景色から一転、ゆりかもめが開通し、ビルや商業施設、高層マンションが息つく間もなく建てられる様子は、東京の街に置いていかれるような、そんな焦燥感をも感じさせた記憶の一片だという。共に成長し続けた東京の街と20年間の道のりを祝福するように、広い空と笑顔が清々しいジャケット写真となっている。
<土岐麻子 コメント>
こうして20年、とにかく音楽活動だけに集中してこられたことを奇跡のように思います。時代に恵まれたのもありますし、なにより音楽仲間、スタッフ、そして聴いてくださる皆様のおかげです。心から感謝しています。ベストアルバムを編集していて改めて思いました。夜景のきらめきと、その灯りの一室のなかの孤独、そのコントラストが私にとっての現代の「シティ・ポップ」のようです。21年目も心がときめくほうへ向かって進んでいきます!これからもよろしくお願いいたします。
(文=リアルサウンド編集部)