岡山県は、高梁市で捕獲された野生のイノシシから県内では初めてとなる豚熱ウイルスの感染が確認されたと発表しました。
県によりますと、2月18日に高梁市で捕獲したイノシシが豚熱遺伝子検査で陽性であったため、国において精密検査を行い、きのう(2月29日)感染確定の連絡を受けたということです。
岡山県内の養豚場に注意喚起を行うとともに、捕獲地点の半径10キロで捕獲したイノシシの豚熱検査を行うとしています。またこの区域で捕獲した野生のイノシシ肉の流通の自粛を呼びかけるとしています。
豚熱は、人に感染することはなく、感染した豚などの肉や内臓を食べても人体に影響はないとされています。