ガザで3万人超が殺されたと現地当局、イスラエルは戦闘員1万3千人を殺害と 数字が示すものは

イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザ地区で運営する保健省は2月29日、昨年10月7日にイスラエル軍とハマスの戦闘が始まってから殺された人数が3万35人にのぼり、3万人を超えたと発表した。

ガザ地区の人口約230万人のうち1.3%が、戦いで殺されたことになる。

保健省は、殺された大多数は女性と子供だと説明した。

他方、イスラエル国防軍は2月29日の時点で、少なくとも1万3000人の戦闘員を殺したと明らかにしている。

このの二つの数字と、それが何を意味するのかについて、BBCヴェリファイ(検証チーム)が検討した内容を、フランク・ガードナー安全保障担当編集委員が説明する。

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