福岡の繁華街「大名あるある4選」古着屋の隣も古着屋、その隣も古着屋?!

今回は、福岡市の繁華街・大名エリアの魅力とあるあるをご紹介します。

1. 不思議な曲がり角が多くてどっちに進んでいるか分からなくなりがち

福岡市の中心部・天神の西側「大名」は、個性的な路面店や飲食店が並び、若者が集うエリアです。

約400年前の江戸時代は、福岡城の上級武士の武家屋敷が並ぶ城下町として栄えた町でした。

そのため、基本は碁盤の目の街並みなのですが、町を歩いていると明らかに不便だったり不自然だったりする曲がり角に遭遇するのもあるあるです。

気になる曲がり角を2つご紹介すると、1つ目は「紺屋町商店街にある上久醤油の曲がり角」と2つ目は「旧結核予防センター‎があった角」です。

紺屋町商店街にある上久醤油の曲がり角

旧結核予防センター‎があった角

この二つの角を古地図で調べてみると、元々はお堀の「横矢掛り」といって、侵入した敵が一気に攻め込みにくいように防衛機能として作られたお堀の突き出た部分の名残でした!

今では繁華街として若者で賑わっている大名エリア周辺もこうやって調べていくと、改めて福岡城の城下町だったのだなと実感させられますね。

2. 古着屋の隣に古着屋があり、その隣にさらに古着屋がある

古くから若者を惹きつける街である大名は、ファッションやカルチャーの発信基地でもあります。

とりわけ、昔から大名には古着屋さんが多く、個人経営の個性的なお店が多く点在していました。私も学生の時は、古着にハマった一人です。

さらに、2020年あたりからの古着ブームも重なり、大名には多くの古着屋さんができ始めました。

大型店も進出し、大名といえば古着屋の街というイメージが再熱しているようです。

最近、大名の街を散策していると目にする街並みが「古着屋の隣に古着屋、そしてその隣も古着屋!」。

古着屋さんをはしごしているオシャレな若者たちをみかけるのもあるあるです。

大名の古着屋は、若者の心をつかんで離さない理由のひとつになっています。

3. お買い物の合間にチーズハットグを食べ歩きしがち

大名の紺屋町通りという通りは、細い通り沿いに多くの個性的なお店がひしめきあっている人気通りです。

そこでひときわ、若者が列をなしているのが、定番の韓国グルメがあるお店です。

ハットグにトッポギ、10円パンなど、人気メニューが気軽に楽しめ、テイクアウト専門店ということもあり食べ歩きグルメとしても人気。

買い物の休憩タイムには、チーズハットグを食べながら「チーズがビヨ~ン」となっている若者をみかけるのもあるあるです。

コロナ禍に、韓国グルメ店が多くできたことで、大名は福岡のリトルコリアと称されることも。

韓国グルメ文化も、今では大名の定番になっているようです。

4. ハイブランドのお店と昔ながらのお店が混在している

上述したように、大名は城下町として栄えた町です。

そのため、江戸時代から続く醤油蔵があったり、古くからある商店、そしてまだ住宅も残っていたりします。

その街並みと共存するように、多くのハイブランド店やセレクトショップに飲食店があり、新旧の混じった魅力がある街です。

古くからある大衆食堂の横にハイブランドのお店がある光景も大名の定番になっています。

近年は、地元民や観光客はもちろん外国人にも人気のエリアとなっており、地元のお年寄りと若者、そして外国人がおまんじゅうを買うために並んでいる光景も大名ならでは。

国内外、老若男女問わず愛される街になっています。

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福岡の繁華街、大名はファッション・カルチャー・トレンドの発信地でありながら、江戸時代からの歴史も感じられる街です。

最新グルメや老舗店の和菓子など食べ歩きもできる街。だから、大名の街歩きは楽しいのです!観光の方も機会があったら寄ってみてください。

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