東京マーケット・サマリー(1日)

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 150.48/150.51 1.0811/1.0815 162.72/162.73

NY午後5時 149.98/149.99 1.0803/1.0807 162.04/162.06

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時と比べてドル高/円安の150円半ばで推移している。植田和男日銀総裁の発言で日銀の早期正常化観測が後退し、ドル買い/円売りが活発化した。日経平均株価が終値ベースで史上最高値を更新するなどリスクオンの流れから、対主要通貨で円売り圧力が強まった。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 39910.82 +744.63 39254.69 39,224.64─39,990.23

TOPIX 2709.42 +33.69 2676.97 2,675.91─2,712.29

プライム市場指数 1394.49 +17.39 1378.44 1,377.45─1,395.88

スタンダード市場指数 1268.85 -1.19 1271.87 1,267.99─1,274.33

グロース市場指数 956.63 -10.14 966.96 954.07─968.38

グロース250指数 763.60 -8.79 772.38 761.46─773.71

東証出来高(万株) 179096 東証売買代金(億円) 51146.67

東京株式市場で日経平均は、前営業日比744円63銭高の3万9910円82銭と、大幅に反発して取引を終えた。前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄などが買われた。上げ幅は一時800円を超えて節目の4万円に迫り、史上最高値を更新した。日経平均先物は4万円で引けた。

プライム市場の騰落数は、値上がり805銘柄(48%)に対し、値下がりが805銘柄(48%)、変わらずが47銘柄(2%)だった。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.005

ユーロ円金先(24年3月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.005%になった。前営業日(マイナス0.005%)から横ばい。「引き続き、資金の取り手のニーズが非常に強かった」(国内金融機関)という。

<円債市場>

国債先物・24年3月限 146.32 (+0.06)

安値─高値 146.18─146.35

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.715% (+0.005)

安値─高値 0.720─0.710%

国債先物中心限月3月限は前営業日比6銭高の146円32銭と小反発して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.715%。新規の売買材料が少なく、横ばい圏でのもみ合いに終始した。

<スワップ市場・気配>

2年物 0.36─0.26

3年物 0.45─0.35

4年物 0.53─0.43

5年物 0.60─0.50

7年物 0.76─0.66

10年物 0.97─0.87

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