全日本学生児童発明くふう展 白河実高塙校舎3年の大崎さん、小林さん、鈴木さん会長賞 高齢者見守り装置制作

左から古橋会長、小林さん、鈴木さん、大崎さん

 第82回全日本学生児童発明くふう展で、白河実高塙校舎(福島県塙町)3年の大崎翔琉(かける)さん、小林駿さん、鈴木迅永(はやと)さんが制作した「みまもり太郎君」が発明協会長賞に選ばれた。

 みまもり太郎君は、一人暮らしの高齢者向けに開発された装置。「おはよう」「分かった」などのカードを装置にかざすことで、指定のメールアドレスにカードに書かれたメッセージを送信できる。気温や湿度などの情報も合わせて送信できる他、メールも受信可能だという。

 受賞報告式が2月28日、同校で行われた。塙町商工会の古橋博会長が「素晴らしい賞を受賞した。おめでとう」とたたえ、小林さんらに記念品を手渡した。小林さんは「地域の人に良い報告ができてよかった」と笑みを浮かべた。

(県南版)

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