中高年者のひきこもりに関する「8050問題」を考えるセミナーは16日午後1時から、福島県郡山市のビッグアイ7階・市民交流プラザで開かれる。入場無料。
「8050問題」とは、80代の親が、ひきこもりをしている50代の子どもの生活を支える状態を指すという。この問題に関する著書がある愛知教育大准教授の川北稔さんが講演し、ひきこもりなど社会的孤立の課題について調査・研究を行っている立場から、問題の現状や、親子で共倒れにならないための具体的な方策などを説明する。
講演に引き続き、川北さんと共に地元の支援団体の関係者、企業経営者、来場者で今後の対応などについて意見を交換する。
ひきこもりをしている人の支援活動をしている市内のキャリア・デザイナーズの主催。定員100人。事前申し込みが必要。申し込み、問い合わせは同団体へ。
同団体の深谷昇会長、鈴木隆将理事長はPRのため福島民報社郡山本社を訪れ、来場を呼びかけた。