アオリイカを解剖 子どもたちがイカを通して自然環境について学ぶ【高知】

高知県大月町の小学校でイカを解剖する特別授業が行われました。

3月1日に大月小学校で行われたのはアオリイカを解剖する特別授業で、町内のNPO法人黒潮実感センターが企画しました。1日の授業に参加した6年生28人は、去年4月のイカの産卵床設置から1年間、イカを通して自然環境について学んできました。解剖したのは約30センチのアオリイカで、子どもたちはハサミを使って切り開き、イカ墨が入った袋をとり出すなどイカの体について学んでいきました。

児童たちは「墨袋はどんな位置にあるかとか、臓器の位置なども知ることができた」「自然をたくさん大切にしないとイカとかの生物がいなくなってしまうから、自然を大切にしないといけないことがわかった」などと感想を語っていました。

解剖したイカは、墨を使って魚拓を作った後焼いて食べ、子どもたちは五感を使って学びを深めました。

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