あさって3月3日は「桃の節句」です。岡山・香川では、この週末各地でひな祭りにちなんだイベントが開催されます。
（杉澤キャスター）
私はいま、岡山城の2階城主の間にお邪魔しています。こちら城主の間では、現在古風な顔立ちかわいらしく優美なひな人形が並んでいます。
きょうから岡山城では「烏城ひなまつり」が始まっています。この時間、特別に城を開けていただきました。こちらには、江戸時代から昭和にかけての雛人形が並んでいます。
この「烏城ひなまつり」は、展示だけではありません。あす2日、あさって3日は和文化体験会も行われていて、天守閣前広場ではあさって日曜日だけになりますが子どもがおひな様の衣装を着て写真を撮ることができるイベントや、お茶会、生け花体験なども行われます。
この階段を降りた先で、きょうは一つ体験ができるということです。それがこちら、「色付け体験」です。世界に一つだけのオリジナルのおひな様を作ることができます。最後に顔を書いて完成させます。この色付け体験は500円で、2日・3日と天守閣前広場で行われます。
今年は桃の節句が日曜日ということで、ご家族・ご友人と、見るだけでなく体験して楽しむひな祭りにしてみてはいかがでしょうか。ひなまつりに合わせ週末は各地で様々なイベントが行われています。
まずは、「倉敷雛めぐり」です。倉敷市内の5つのエリアでは、ひな人形が町を鮮やかに彩っています。繊維の町として栄えた児島エリアでは、学生服やセーラー服を着たひな人形が飾られています。
また真備・船穂地区では、特産である「竹」を使って、かぐや姫のように竹の中におひな様を飾り付けているんです。
備前市では、「備前片上ひなめぐり」が開催中です。石段ひな飾りでは、62段の石段に、全国から寄付された約300体のひな人形が飾られています。
香川県東かがわ市の「引田ひなまつり」です。豪華に飾り付けた7段飾りや市松人形は、「引田飾り」と呼ばれよく知られています。
この週末は、地域ならではのおひな様を見つけに行ってみるのも、楽しいかもしれません。
