広島市東区に建設する、新しい病院の準備委員会が開かれました。
準備委員会には、県立広島病院など統合する4つの医療機関の関係者が出席しました。
去年、発表された基本計画によりますと、新病院の建物は地上16階・地下1階建て。病床数は1000床で、41の診療科で構成されます。整備費は約1300億円から1400億円です。会合は非公開で行われ、県が抱えている医療の課題や、新たな病院が果たしていく役割などについて議論されたということです。
県健康福祉局 北原加奈子局長
「まずは病院の機能、必要な設計とか、人材確保、人材育成に関する点といったものを広島県が抱える医療の課題と新病院が果たす役割を整理した上で、明確化を図っていくことを考えている」
新病院は2026年に着工、2030年の開院を目指しています。