「エクセレント」「いつも正しいポジションにいる」セルティック岩田智輝を伝説OBが激賞! 専門メディアは「旗手不在の問題を解決したかも」

旗手怜央は今季、たびたびのケガで戦列離脱を余儀なくされてきた。日本代表MFの不在がセルティックに痛手となってきたのは周知のとおりだ。その問題を解決するのは同胞かもしれない。岩田智輝のことだ。

12月にリーグ戦2試合で先発出場した岩田だが、ケガで約2か月の離脱を強いられた。だが、2月25日のマザーウェル戦でスタメン復帰を果たすと、続く28日のダンディー戦でもフル出場。7-1の大勝に貢献している。

セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、レジェンドOBのピーター・グラント氏は『Celtic TV』で、ダンディー戦の岩田を「エクセレントだった。あまり彼の名前が出ないことがあるが、それはとても早くボールを動かすからだ」と称賛した。

「彼のタッチ数は最小限だ。ボールを持ち、動かす。停滞したときにいつも正しいエリアにいる。チームメイトからのパスを受けるために、いつも正しいポジションにいるんだ」

コメントを紹介した67 HAIL HAILは「イワタはセルティックのユニホームを着るたびにいつも感心させてきた。ダンディー戦のスタッツは、中盤の6番のポジションで彼がとても効果的であることを示している」と報じた。

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「ブレンダン・ロジャーズ監督は、シーズンを通じてセルティックを苦しめてきたレオ・ハタテ(不在)の中盤の難しい問題を解決したかもしれない。指揮官にとっては完璧なタイミングだ「次はハーツ戦。日曜の試合でセルティックが何かを得たいのなら、イワタが重要な存在となるだろう」

2022年シーズンのJ1でMVPに輝き、2023年1月から海を渡った岩田。それから1年と少しで30試合に出場してきたが、古橋亨梧や前田大然、旗手のようなインパクトを残すには至っていない。レンジャーズとのタイトルレースで存在感を示し、さらに評価を高めていけるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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