綾部山梅林、華やぐ斜面満開に 播磨灘望む名所、10品種8千本 兵庫・たつの

満開を迎え、斜面が鮮やかに染まった綾部山梅林=たつの市御津町黒崎

 播磨灘を望む梅の名所、綾部山梅林(兵庫県たつの市御津町黒崎)の花が満開となった。多くの観梅客が山道をそぞろ歩きしながら、紅白に染まった斜面に見入っている。

 梅林は約24ヘクタールに広がり、白い「玉英」を中心にピンクの「花香美」など約10品種約8千本が植わる。管理する黒崎梅園組合(永野政幸組合長)によると、今年は例年より1週間ほど早く、早咲き種が2月上旬に開花。開園期間は今月20日までの予定だが、見頃は10日ごろまでという。

 友人や愛犬3匹と訪れた女性(55)=神戸市兵庫区=は「山上から一望できる景色が好きで、毎年来ている。犬がのびのびできるのも良い」と話す。

 午前9時~午後5時。高校生以上500円、小中学生400円。綾部山梅林TEL079.322.3551 (辰巳直之)

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