米建設支出、1月は0.2%減 予想に反して減少

[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日発表した1月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月より0.2%減った。ロイターがまとめた市場予想の0.2%増に反して減少した。民間住宅建設は緩やかに増えたが、公共部門の支出が減った。

昨年12月の建設支出は1.1%増と、前回発表の0.9%増から上方改定された。

今年1月の前年同月比は11.7%増だった。

民間部門への建設支出は前月比0.1%増。昨年12月は0.8%増だった。民間住宅建設支出は1月に0.2%増。昨年12月は1.4%増えていた。

新築一戸建て住宅の建設支出は今年1月に0.6%増。集合住宅の建設支出は0.4%減った。

工場など非住宅の民間建設支出は0.1%減。製造業関連は2.0%増え、バイデン米政権による半導体製造業の米国回帰政策が寄与した。

公共部門の建設支出は0.9%減。昨年12月は2.0%増えていた。

今年1月の州・地方政府支出は1.0%減少。連邦政府支出は0.2%減った。

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