神戸の甘~いイチゴ食べて 北区と西区の観光農園、章姫や紅ほっぺなど栽培 9日、本格オープン

イチゴ狩り園の本格オープンをアピールする神戸市観光園芸協会のメンバー=神戸新聞社

 春が近づき、神戸市北区と西区にあるイチゴ狩り園が9日、本格オープンする。市観光園芸協会の関係者らが、旬の幸をPRした。

 園は北区の二郎、大沢、長尾、淡河、西区の神出、細田など6地区にある。甘みが高い「章姫(あきひめ)」をはじめ、「紅ほっぺ」や「おいCベリー」などの品種を栽培。都市部や住宅地に近いことから、毎年多くの観光客でにぎわう。

 すでに一部の園で営業を始めている。神戸新聞社を訪れた同会有野いちご部会の山根康史副部会長(58)は「今年は暖かさに恵まれて順調に育った」と太鼓判を押す。

 6月上旬ごろまで。各園の営業は主に午前10時~午後2時。予約や空き状況は、市観光園芸協会のホームページで案内している。(津谷治英)

© 株式会社神戸新聞社