12戦連続先発でストップ…リバプール屈指のタフネス遠藤航、フォレスト戦での復帰はある? クロップ監督が現状を説明

リバプール屈指のタフネスは、スタメン復帰を果たすだろうか。注目が集まる遠藤航の現状をユルゲン・クロップ監督が伝えた。

31歳の日本代表MFは、先月25日に開催されたリーグカップ決勝のチェルシー戦(1-0)で、延長戦を含めてフル出場し、優勝に大きく貢献した。

ただ、死闘を戦い抜いた代償は小さくなく、松葉杖をついて会場となったウェンブリーを後にしていたなか、3日後のサウサンプトン戦(3-0、FAカップ5回戦)は欠場。アジアカップ参戦で離脱していた期間を除けば、公式戦13試合ぶりに先発を外れる結果となった。

それでも3月2日のノッティンガム・フォレスト戦(プレミアリーグ第27節)に向け、歩みを進めているようだ。地元メディア『Liverpool echo』によれば、クロップ監督は1日に行なわれた会見で、同じくサウサンプトン戦でメンバー外となったアンドリュー・ロバートソンと合わせ、こう説明した。

「ワタルとロボは(昨日の練習に)参加しなかったが、今日から加わる予定になっている。ただ、そのつもりであるとはいえ、本当にそうなるかは様子を見てみないと分からない」

【動画】遠藤が渾身のシュートブロックで大ピンチを阻止!
一方、『Liverpool echo』は「日本人スターは、チェルシー戦でも非常に印象的なパフォーマンスを披露した。彼が次節に向けて準備ができていると願っている」と期待を寄せたほか、『Liverpool World』は「エンドウの状態がどれぐらいかによって、メンバー編成にも大きく影響が出る」とし、MFを次のように予想した。

「エンドウがフィットすれば(4-3-3の)アンカーに入り、アレクシス・マカリステルがインサイドハーフで出場できるはずだ。その場合、残りの1枠を若手のボビー・クラークとジェームズ・マコーネルが争う構図になるだろう」

遠藤はフォレストとのアウェーゲームでプレーできるだろうか。なお、リバプールはそれから中4日で、ヨーロッパリーグのラウンド16第1レグ、スパルタ・プラハ戦をチェコで戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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