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長崎県長崎市尾上町のアミュプラザ長崎本館がリニューアルオープンした1日、「フードマーケット」に生まれ変わった1階は、総菜やスイーツを求める客が詰めかけ盛況だった。
「おめで鯛(たい)焼き本舗」のたい焼きは、あんこ入りの定番以外にも、ベーコンやキャベツを入れたお好み焼き風を販売し、常時30人ほどの列ができた。県産米を使った約20種類のおにぎりを提供する「長米(ちょうべい)」は、在庫の米が午前中にほぼ売り切れ、急きょ取り寄せたという。
チヂミやキムチなどの韓国総菜を購入した大村市のパート従業員、辻田美穂さん(52)は「今までなかったお店が入っていてうれしい」、コロッケを買った長崎市のパート従業員、寺平珠美さん(73)は「夜ご飯を買うためにまた来たい」とそれぞれ話した。
運営するJR長崎シティ(同市)は、昨年11月に開業したアミュ長崎新館への店舗移転に伴い生じた1~3階の空き区画を改装。このうち1階は、県内初進出20テナントを含む28テナントが入り、テイクアウトが充実した。