宇都宮市議会 ライトラインの乗り継ぎ割引拡充へ

 宇都宮市議会3月定例会の質問戦が3月1日に始まり、佐藤栄一市長は、来年度、公共交通機関の乗り継ぎについて割引制度を強化するなどライトラインや路線バスの利用を促進し、人中心のウォーカブルなまちづくりを推進する考えを示しました。

 これは、自由民主党議員会小林紀夫議員の質問に対し、佐藤市長が答弁したものです。交通系ICカード「トトラ」を使った場合の、ライトラインと路線バスなど別の種類の公共交通機関の乗り継ぎ割引はこれまでもありましたが、佐藤市長は路線バス同士の乗り継ぎについても200円割引する制度を来年度の早い時期に実施するとしました。通学を対象にしたライトラインと路線バスの連絡定期券について、購入額の30%を支援するなど若年層が公共交通機関に触れる機会を増やしたいとしています。

 また、ライトラインのJR宇都宮駅西側の延伸を見据え中心市街地のまちづくりも計画されています。大通りやオリオン通りなど人が滞在しやすいエリアではライトラインなどの公共交通機関の利用を促進し人中心のウォーカブルなまちづくりを推進します。

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