否定的な意見が74件、7割が県外から 群馬・大泉町職員の国籍条項撤廃に電話やメール 「日本が乗っ取られる」 

 群馬県大泉町職員の国籍条項撤廃について、町は1日、県内外から町に対して2月末までに78件の問い合わせがあり、このうち74件が否定的な内容であったことを明らかにした。村山俊明町長は「理解してもらうのは難しいところもあるが、 町として頑張っていきたい」と力を込めた。外国人採用は予定通り2025年4月採用から実施する。

 村山町長が1日の会見で発表した。町によると、電話や電子メールで「日本が乗っ取られる恐れがある」、「個人情報を守れないのでは」などといった声が寄せられ、このうち7割は県外からだったという。肯定的な意見は4件にとどまった。

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