「大谷翔平が40HR&40盗塁をしても驚かない」元エンジェルス打撃コーチが自信「ショウヘイはとんでもないシーズンをおくるだろう」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、出場2試合目となるオープン戦でも結果を出した。現地3月1日に行なわれたクリーブランド・ガーディアンズとのオープン戦に「2番・DH」で出場し、1打数1安打1打点2四球。3回1死二塁で迎えた第2打席で、右翼前適時打を放ってチームに先制点をもたらした。

大谷はドジャースでのデビュー戦となった2月27日のシカゴ・ホワイトソックス戦で、左翼スタンドに本塁打。差し込まれながらもフルスイングすると、打球は大きな弧を描いて左翼フェンスを越えた。

オープン戦から結果を出し続ける大谷には、2024年シーズンも大きな期待が寄せられている。元ロサンゼルス・エンジェルスの打撃コーチ(19~22年)ジェレミー・リード氏の私見を米紙『Los Angeles Times』が伝えた。
リード氏は打者専任となる大谷がバットに加えて、足でも好成績を残すと見ている。「ショウヘイはダイナミックな走塁ができる。強さと速さを備えているんだ。私としては(盗塁)制限を課したくない。それくらい優秀な選手なんだ。もし40本塁打、40盗塁を実践してもまったく驚かないだろう」と語った。

また打撃面でも「バットのほうでも、いままで誰もやったことがないようなことを成し遂げると思うよ。ショウヘイはとんでもないシーズンをおくるだろうね」

このようにリード氏は、エンジェルス時代に指導した大谷の活躍に太鼓判を押した。今シーズンの大谷はバットと足で、大きなことをやってのけるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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