3日開催の鹿児島マラソン2024を前に、ランナーを迎える「おもてなし広場」の鹿児島市山下町の中央公園で2日、参加賞の引き渡しや飲食物の販売が始まった。応援メッセージの寄せ書きコーナーもあり、ランナーや来場者が「キバレー」「最後まで頑張って」などと書き込んだ。おもてなし広場の設置は3日まで。
大会は市など実行委員会、鹿児島陸上競技協会主催、南日本新聞社など共催。フルマラソン、ファンラン(8.9キロ)に計1万580人が出走を予定する。スタート地点は同市本港新町のドルフィンポート跡地前。午前8時半にフルマラソン、その後にファンランが始まる。周辺では交通規制がある。
メッセージを書き込むシートは縦60センチ、横180センチで2枚。昨年に続いてファンランを走る同市紫原6丁目の会社員中木原智子さん(42)は「みんなでチェストー」と記し、「沿道の声援に元気をもらいながら全力で走りたい」。フルマラソンに挑む大阪市の会社員西谷重幸さん(59)は「桜島の景色や完走後のおいしい食が楽しみ」と話した。