息子「うっさいねんババア!」→「誰がババアや!!」反抗期を終わらせた、まさかの救世主とは!?

何を言われても、何故かイライラしてしまう反抗期。特に親に対してだけキツくなってしまいがち。
心当たりがある方もいらっしゃることでしょう。
そんな反抗期に放った一言が、まさかの結果に!? 筆者が友人A男さんから聞いた、幼い頃の反抗期に関するお話です。

好青年のA男さん、反抗期に

A男さんは、母と父の3人暮らし。小学生のころから「好青年」と言われる部類の人でした。
成績は普通くらいでしたが、運動神経は良く、男女隔たりなく優しくて友達も多い。
また家族もかなり仲良しなようで、お休みの日は家族で頻繁にお出かけしていたのです。

そんな好青年のA男さんでしたが、成長するにつれて両親に対してイライラすることが増えました。
反抗期というものを迎えたのです。
ぶっきらぼうな返事をしたり、帰宅すると即自室に籠ることが常でした。

「ババア!」母親に暴言を吐くと

そんな反抗期は、中学生になるとピークを迎えていました。
何か言われる度に言い返すようになってしまい、A男さんは自分でも止められなかったのです。

ある日の夕食で、母に小言を言われた時でした。
それは明らかに自分が悪いことだったのですが、口うるさい母に苛立ち、

「うっさいねんババア!」

と、初めて母の事を「ババア」と言ったのです。

すると即座に、

「誰がババアやねん!!」

そう怒鳴ったのは、まさかの母ではありませんでした……!

まさかの大激怒の父。拍子抜けして反抗期終了

なんと言い返してきたのは、母ではなく父だったのです。
父は「妻という愛しい女性を侮辱した事」に対して大激怒していて、A男さんはその点についてひたすら怒られました。
父から「いかに母が素晴らしい人間なのか」を、熱く語られたのです。
そんな風に怒られたのは初めてだったので、ただただ驚きました。

しかし、一通りのお説教が終わると、

「アンタ、叱るとこそこちゃうやろ!」

と、父が母に叱られていました。

なんやかんやでラブラブな様子を見せつけられたような、なんとも言えない気持ちになったのです。
その後は何故か反抗する気力がなくなり、自然と反抗期が終わってしまいました。

まとめ

奥様のことが大好きな旦那様、とっても素敵ですね。
親のラブラブな姿はあまり見たくはないかもしれませんが、反抗期が終わる良いキッカケになったなら最高なのかも!?

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K

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