氷見の民宿5軒「助けて」 キャンセル続出、資金募る

 能登半島地震の影響で宿泊予約のキャンセルが相次ぐ氷見市の宿泊施設5軒が、クラウドファンディング(CF)で支援金を募っている。客足が回復するまでの資金として活用し、氷見の民宿の存続につなげる。

 参加店は「あおまさ」「いけもり」「あさひや」「移り住みたくなる宿イミグレ」「うら屋」の5軒。参加店では地震後、予約の約8割がキャンセルとなったほか、観光客が少ない状況も続いており、廃業を避けるべく支援を募ることにした。

 3月末までCFサイト「キャンプファイヤー」で募集し、目標額は300万円。仕入れ代金などに充て、返礼品として各施設で使えるクーポンを用意した。

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