「ありえない。最初の20分はここ最近で最悪だった」久保建英を起用しなかったソシエダ指揮官が敗戦に怒り!「すべてのデュエルで完敗した」

3月2日に開催されたラ・リーガの第27節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダはセビージャと敵地で対戦。近年は相性の良かった相手に2-3で敗れた。

中2日でパリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2レグが控えるなか、久保、ミケル・オジャルサバル、ミケル・メリーノら複数の主力を温存したソシエダは大苦戦。13分までに敵FWユーセフ・エン=ネシリに2ゴールを許すと、前半終了間際にアンドレ・シウバのPKで1点を返したものの、後半にセルヒオ・ラモスのヘディングで被弾する。終了間際にブライス・メンデスのFKで1点を返すも、時すでに遅しだった。

試合後、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、「我々は自己批判しなければならない。こんなのはありえない。最初の20分間はここ最近で最悪だったと思う。我々は激しさもモチベーションが欠けていたからだ」と怒りを露わにした。

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「久しぶりにあのような試合になった。激しさがなく、すべてのデュエルで完敗した。最初の20分間で失点し、0-2でとどまったのは幸運でさえあった」

指揮官は「全責任は私にある。もし彼ら(主力以外)がラインナップに入っているのなら、それは彼らがチームに属しているからであり、言い訳を探すべきではない」と続けている。

この温存策の是非は、パリSG戦の結果によって、再び議論されるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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