長崎書道会・審査員18人に委嘱状 堀田さん勇退で感謝状

委嘱状を受け取る審査員=長崎新聞文化ホール・アストピア

 長崎書道会(会長・徳永英彦長崎新聞社社長)は2日、長崎県長崎市茂里町の長崎新聞文化ホール・アストピアで2024年度の審査員に委嘱状を交付した。
 24年度の審査員は計18人で、内訳は副会長1人と漢字部、仮名部、ペン・小字部、学生部の各委員長、審査員11人、地区審査員2人。うち17人が再任で、任期は1年。
 委嘱式には16人が出席した。徳永会長は「来年秋には国民文化祭が開催され、地域活性化が期待される。書道文化の継承、振興に向けて行動していただきたい」とあいさつ。新たに審査員になった森永涼扇さん(57)は「書道の楽しさと書くことの大切さを、責任持って伝えていきたい」と抱負を述べた。
 26年間審査員を務め、23年度で勇退した堀田紫扇さん(75)には、感謝状と記念品が贈られた。

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