萩原利久主演・考察ドラマ『めぐる未来』過去の事件とのつながりに「鳥肌たったわ」との声が

萩原利久が主演をつとめる読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト木曜ドラマ『めぐる未来』の7話が2月29日に放送。事件の全容が少し見えてきたものの、登場人物たちの気になる行動が目立つようになり、視聴者の間で考察が盛り上がっている。

母・育子(佐伯日菜子)が命を絶った姿を目の当たりにし、胸が苦しくなる症状が出た未来(萩原利久)。そこに刑事が来て家のインターフォンを鳴らしたことで、過去に戻るのを防ぐことが出来たものの、未来の周りで不可解なことが立て続けに起きているため、刑事は未来に疑いの目を向け、尾行するようになる。

一方で同僚のゆりか(大西礼芳)は四季村(時任勇気)を呼び出し、一緒に日南(香音)が残した小説を読み進める。

そのなかには“ベル”という人物がひんぱんに出てきており、日南はこの人に操られていたのではと推測。四季村のひらめきで『窓際のチャットちゃん』というチャットルームでの2人のトーク履歴を見つけ、2人の関係性やベルの人物像を探っていく。

それによると、日南がベルに心酔している様子がよくわかり、ベルからの「自ら命を絶つことこそ幸せ」「愛する人も救うべき」などの言葉を真に受けている様子が伺えた。

ベルの人物像についても、55歳であること、八王子市近辺に住んでいること、マンションの屋上から飛び降りたが余計な邪魔が入って失敗したことなどがわかる。

これを聞いた未来とめぐる(早見あかり)は、過去に未来が同じような状況で人を助けたことを思い出す。助けた人の名前は『鈴村和樹』。名前の鈴=ベルで、名前もリンクすることに気付く。

「この事件俺が関係しているんだ」と感じた未来は、手がかりを求めて、鈴村が飛び降りようとしたマンションに1人で向かう。やっと犯人への糸口が見えだした展開に、視聴者から「点と点が線でつながったよ」「鳥肌たったわ」などの声が多数見られた。

鈴村について聞き込むと、鈴村は病気で、妻は自ら命を絶ち、2人ともすでに亡くなっていることがわかった。しかし気になるのが、それについて教えてくれた女性が、鈴村夫妻のことを「お父さん」「お母さん」と呼んでいたこと。未来はそこから、2人の間には子どもがいたのかもしれないと思いいたる。

その間、めぐるはゆりかと四季村とともに会社で仕事をしていた。ゆりかに頼まれ四季村がカフェに飲み物を買いに行ったのだが、そこへ忘れ物を取りに来た編集長が現れる。めぐるは編集長にも飲み物がいるか聞くが、あっという間に帰ってしまう。

すると、四季村の姿はないのに飲み物だけがその場にあることに気付く。不審に思いながらも2人は飲み物に口をつける。めぐるは以前警察署を訪れた際、刑事の1人、暦亘(田中偉登)に好きな飲み物を聞かれ「ホットココア」と答えたほど大好きなココアを口にして、めぐるだけが毒に当たって倒れてしまう…。

めぐるが倒れているのを目の当たりした未来は、死に近づくと知りながら、再び過去に戻ってしまうが、その過去はめぐるが飲み物を口にする直前だった。

一瞬スマホか何かを取り出して目をやるものの、電話をかけることはせず、めぐるのもとへ走る未来だが、結局めぐるは飲み物を口にして倒れてしまい、未来自身も会社の入り口で倒れてしまうのだった…。

最後まで衝撃続きの展開に「うわぁぁぁ戻ったのに間に合わないとか…」との声のほか、電話をかけなかった未来に「やっぱ理由があって電話しなかった?」「めぐさんに過去に戻ったと知られたくなかった?」「一度は電話しようとスマホ見たのにためらったよね」などの声が寄せられ、考察が止まらない様子だった。

3月7日(木)放送の第8話では、めぐるが殺される直前に未来が戻ると、スマホに着信が。「これで準備は整った。あとはお前だけ」と告げた電話の主は、なぜめぐるを殺したのか知りたければここに来い、と住所を送ってくる。

一方、日暮署の時任(勝村政信)は、10年前の事件について、関係者に話を聞いていた。鈴村の子供を預かったことがあるという施設に向かうと、ある衝撃の事実が判明し…。

その頃未来は犯人が指定した場所に着き、未来を尾行していた日暮署の暦亘も加わり、二人でビルの屋上へ向かうと、あるタブレットが反応する。そこには、「未来さんへ。今日ここであなたは死にます」の文字が映し出されていて…。そして、ついに――犯人が明らかになる。

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写真提供:(C)読売テレビ

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