バックスのヤニス・アデトクンボが通算勝利数で球団史上トップに浮上

3月2日(現地時間1日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスは敵地ユナイテッド・センターでシカゴ・ブルズを113-97で下し、オールスターブレイク明けを5戦全勝とした。

この日はヤニス・アデトクンボがゲームハイの46得点16リバウンドに6アシスト、デイミアン・リラードが16得点7アシスト、パトリック・ベバリーが14得点4リバウンド、ブルック・ロペスが12得点、ボビー・ポーティスが11得点9リバウンド2スティールを記録。

3日終了時点でイースタン・カンファレンス3位の40勝21敗としたバックスは、同2位のクリーブランド・キャバリアーズ(39勝20敗)とのゲーム差をゼロとした。

そしてこの試合でフィールドゴール成功率72.7パーセント(16/22)という驚異的な成功率を残したアデトクンボは、1試合にフィールドゴール成功率70.0パーセント超えで45得点15リバウンド5アシスト以上をマークしたNBA史上5人目の選手に。

29歳のフォワードは、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか/3度)、ウォルト・ベラミー(元ボルチモア・ブレッツほか/1度)、ボブ・マッカドゥー(元バッファロー・ブレーブスほか/1度)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ/1度)に次ぐ快挙を達成。

さらに、在籍11年目のアデトクンボはブルズ戦の勝利でレギュラーシーズン、プレーオフの合計勝利数が489勝に到達。シドニー・モンクリーフ(元バックスほか/488勝)を抜き、フランチャイズ史上最多の勝利数を飾った選手となった。

アデトクンボは通算1万8099得点や7556リバウンド、3751アシスト、967ブロックなど、すでに複数の部門で球団最多記録を保持しているのだが、新たに勝利数でもバックスというチームでトップに立つこととなった。

【動画】ブルズ戦で大暴れしたアデトクンボのハイライト!

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