新人ウェンバンヤマが5チームを上回るブロック数をマーク/2024年2月の月間ランキング

2024年2月は、オールスターブレイクがあるなか、ボストン・セルティックスがイースタン・カンファレンスならびにリーグベストの9勝1敗(勝率90.0パーセント)でフィニッシュ。ウェスタン・カンファレンスではゴールデンステイト・ウォリアーズが11勝3敗(勝率78.6パーセント)でトップの戦績を残した。

その一方で、イーストのワシントン・ウィザーズは12戦全敗、ウェストではポートランド・トレイルブレイザーズが9戦全敗に終わった。

ここからは、2024年2月における主要項目別のスタッツランキングTOP5を見ていきたい。
※以降チーム名は略称、5試合以上に出場した選手を対象に掲載

◆■2024年2月における主要項目TOP5

<平均出場時間>
1位.デマー・デローザン(ブルズ):40.6分
2位.ジョシュ・ハート(ニックス):39.9分
3位.コービー・ホワイト(ブルズ):39.6分
4位.プレシャス・アチウワ(ニックス):38.7分
5位.ニコラ・ブーチェビッチ(ブルズ):37.9分

<平均得点>
1位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):33.4得点
2位.ジェイレン・ブランソン(ニックス):31.9得点
3位.アンソニー・エドワーズ(ウルブズ):31.0得点
4位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー):30.5得点
5位.ヤニス・アデトクンボ(バックス):29.3得点

<平均リバウンド>
1位.ドマンタス・サボニス(キングス):13.8本
2位.ルディ・ゴベア(ウルブズ):13.7本
3位.アンソニー・デイビス(レイカーズ):13.3本
4位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):13.0本
5位.ジェイレン・デューレン(ピストンズ):12.7本

リバウンドとブロックでトップ3に入ったデイビス[写真]=Getty Images

<平均アシスト>
1位.タイアス・ジョーンズ(ウィザーズ):10.8本
2位.トレイ・ヤング(ホークス):10.7本
3位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):10.4本
4位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):10.3本
5位.ドマンタス・サボニス(キングス):10.2本

<平均スティール>
1位.ディアロン・フォックス(キングス):3.1本
2位.マティース・サイブル(ブレイザーズ):2.8本
3位.ジミー・バトラー(ヒート):2.4本
4位.アレックス・カルーソ(ブルズ):2.4本
5位.ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ):2.0本

<平均ブロック>
1位.ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ):3.9本
2位.アンソニー・デイビス(レイカーズ):2.8本
3位.ウォーカー・ケスラー(ジャズ):2.8本
4位.チェット・ホルムグレン(サンダー):2.7本
5位.ブルック・ロペス(バックス):2.7本

プレータイムではブルズとニックスの選手たちがトップ5を独占。得点ではドンチッチがトップに立ち、オールスターに初選出されたブランソンがイースト最多をマーク。

リバウンドとアシストでトップ5位入りしたサボニスとヨキッチはいずれも“月間平均トリプルダブル”を達成。スティールではフォックスがリーグトップの本数を残した。

そして圧巻なのは新人ウェンバンヤマ。平均28.9分のプレータイムながら平均21.3得点10.7リバウンド4.5アシストに2.0スティール3.9ブロックと、2部門でトップ5入り。2月に残した47ブロックという数字は、キングスとホーネッツ(いずれも45本)、クリッパーズ(37本)、ヒート(35本)、ブレイザーズ(34本)の合計本数を上回ることとなった。

現地時間2月29日のサンダー戦では、28得点13リバウンド7アシスト2スティール5ブロックに3ポイントシュート5本を成功して新人王候補のライバル、ホルムグレンとの試合に勝利。1試合に25得点10リバウンド5アシスト5ブロックに3ポイント5本成功というNBA史上初のスタッツラインに到達。20歳の大物ルーキーは、シーズンが進むにつれてインパクトを増していると言えるだろう。

【動画】サンダー戦で大活躍したウェンバンヤマのハイライト!

© 株式会社シーソーゲーム