「卓球騒動後にパフォーマンスも立場も急落」不調のイ・ガンインに韓国メディアが苦言! 久保建英とのCL親友対決を前に出場時間激減に懸念「ますます減っている」

現地時間3月1日に行なわれたリーグ・アンの第24節で、パリ・サンジェルマンは南野拓実が所属するモナコとアウェーで対戦。スコアレスドローで終わっている。

試合中にもかかわらず、スタンドで観戦をしたり、通話をしたりと、ハーフタイムでベンチに下がったキリアン・エムバペの奔放な行動が話題となったこの試合で、韓国代表のMFイ・ガンインは86分から途中出場するに留まった。

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韓国メディア『EXPORTSニュース』は「卓球事件直後のヨルダン戦から、イ・ガンインはパフォーマンスも立場もすべて急落」と見出しを打った記事を掲載。敗れた準決勝のヨルダン戦を前に主将のソン・フンミンと衝突した、いわゆる卓球事件を起こしたアジアカップから帰還後、精彩を欠いていると伝えた。

「直近のモナコとの試合では、(復帰後に出場できる状態になってから)初めてベンチメンバーで始まり、残り5分で投入された。評価をつけることができないほど短い時間だった。一部は来るチャンピオンズリーグのレアル・ソシエダ戦を控えて、体力を温存したものだと主張するが、普通は休憩を与えたり、15~20分程度出場してパフォーマンスを維持させるようにするものだ。5分の出場は大きな意味がない。実際、休憩が必要だったワレン・ザイール=エムリはモナコ戦をパスした」

同メディアは「ヨルダン戦から急激に失墜したイ・ガンインはパフォーマンス、立場ともに赤信号が点灯した状態だ。過ぎたことは忘れて、早く回復する必要があるようだ」と苦言を呈している。

同じく韓国の『MKスポーツ』は「ゴールデンボーイ、イ・ガンインの出場時間がますます減っている。アジアカップ以降は60分→45分→5分。イ・ガンインは危機なのか? レアル・ソシエダとのCLで反騰できるか」と伝えている。

「イ・ガンインは、リーグでの出場時間が徐々に減少している。アジアカップから帰って来て、消化した3試合で60分、45分、5分と出場時間が減った。もちろん機会を与えられれば、いつでも自分の役割を果たすのがイ・ガンインだ。そのため、ソシエダへの遠征が非常に重要だ」

記事は、「ソシエダにはイ・ガンインの親友でライバルである久保建英がいる。去るホームの試合(第1レグ)では(イ・ガンインが)休憩を取って“ミニ日韓戦”は実現しなかった。今回が最後の機会かもしれない。もしモナコ戦の5分間出場がソシエダ戦のためにコントロールされたものなら、フルタイム出場が期待できる」とも綴っている。

痛烈なバッシングを浴びた卓球騒動についてはソン・フンミンに謝罪し、一応の収拾は見たものの、まだ本来のパフォーマンスは取り戻せていないイ・ガンイン。果たして、マジョルカで共闘した久保との親友対決は、5日に開催されるチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2レグで実現するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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