「パリSG戦のことを考えすぎた」久保建英ら主力温存で“完敗”!9戦1勝のソシエダをスペイン紙が酷評「補欠だらけ」「悪い流れに底がない」

久保建英が所属するレアル・ソシエダは3月2日に開催されたラ・リーガの第27節で、セビージャと敵地で対戦。2-3で敗れた。

パリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ・ラウンド16第2レグが3日後に控えるなか、久保やミケル・メリーノら多数の主力を温存したソシエダは、13分までに2失点。PKとFKで2点を奪ったものの、完敗といっていい内容だった。

スペイン紙『EL PAIS』は「セビージャがPSG戦のことを考えすぎたソシエダを片付ける」と見出しを打った記事を掲載。「補欠選手だらけのチームは、憂鬱で不運な一週間を終える。サッカーでは、次の試合のことを考えすぎるのは得策ではない」と非難している。

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同紙は「イマノル・アルグアシル監督がロビン・ル・ノルマン、ハビ・ガラン、メリーノ、ブライス・メンデス、クボ、ミケル・オジャルサバルをベンチに置くのは当然のことのように思えた」としつつも、「セビージャはこの明白なメッセージを見事に利用した」と綴っている。

また、マジョルカとのコパ・デル・レイ準決勝でも敗れたここ最近のソシエダの状況を「ラ・レアルとしては2020年以来最悪の成績で、ここ9試合でわずか1勝しか挙げていない(4分4敗)」と指摘。「ラ・レアルの悪い流れには底がないように見えた」と酷評している。

第1レグを0-2で落としているため、5日のパリSG戦では3点が必要になる。温存された主力たちが、その難しいミッションを果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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