東京五輪・卓球混合ダブルスで金メダルに輝き、現在は解説者やコメンテイターとして活躍する水谷隼氏が３月３日、フジテレビ系列「ワイドナショー」に出演。驚きの事実を明かしてスタジオを騒然とさせた。
先月に韓国・釜山で開催された世界卓球選手権の団体戦で日本女子代表は準優勝に終わった。決勝では絶対女王・中国を向こうに回して張本美和、早田ひな、平野美宇のトリオが大健闘。マッチカウント２－２からラストの第５ゲームで競り負けたが、日本のみならず中国や世界からそのハイパフォーマンスに対して称賛の声が相次いだ。
なかでも話題になったのが、チームメイトに身振り手振りを交えて的確なアドバイスを送る伊藤美誠の“監督姿”だった。東京五輪で混合ペアを組んだ水谷氏は当時を振り返り、伊藤の鋭い観察眼を紹介。「自信に満ちあふれていた。『相手の中国選手がビビってるビビってる、大丈夫だよ』ってめっちゃ言ってくるんですよ。僕もビビってるんですよ、ぶっちゃけ」と言って笑いを誘い、「０－２で負けてる時だったんです。これでどういう風にそう思ったんだろうと。逆転した時は確かに中国選手の男性のほうは顔が真っ青で、今まで30回くらいその選手と対戦しているんですけど、見たことないくらい手が震えていたんですが」と不思議がった。
さらにＭＣの東野幸治さんが「この大会が終わってからメールとかLINEなどはしたんですか？」と問われると、水谷氏は「いや、僕はLINE、ブロックされているんですよ」とさらりと衝撃の事実を告白。「東京オリンピックが終わってから４か月くらいして、一緒に撮った写真を送ったんですよ。『写真送ったよ』と送ったら、全然既読にならない。『なんで？』と言ったら『あー、もうブロックしてるから』って言われたんです」と明かした。
最近になって水谷氏はブロック解除を直訴。すると伊藤から「『ゴメン無理、削除しちゃったからもうできない！』って言われた」と返答され、肩を落としたという。ＭＣの今田耕司さんから「オリンピックでビビってたからでしょ！」など周囲のツッコミをよそに、最後は「それほど仲が良いんです」と晴れやかな表情を浮かべていた。
構成●THE DIGEST編集部
