「最後に来られてよかった」 栽培農家の高齢化で今年が見納め…愛媛県東温市で「菜の花まつり」

愛媛県東温市見奈良では、今年で最後となる「菜の花まつり」が開催されていて、黄色いじゅうたんが畑一面に広がっています。

東温市見奈良「レスパスシティ」のお隣にあるおよそ1.3ヘクタールの畑では、地元の農家が育てた菜の花100万本が見ごろを迎え、現在、「まつり」が開かれています。

「まつり」の実行委員会によりますと、今シーズンは暖冬の影響で例年に比べて2週間ほど早く満開になっているということで、3日も訪れた家族連れらが、散策を楽しんでいました。

(来場者)
「きれい」
「最後に来られてよかった。地元の方が頑張って、
みんなのためにやっていただいたのでありがたい」
「寂しい。よく目に焼き付けようと思う」

こちらの菜の花まつりは、レスパスシティのオープンをきっかけに2003年から始まりましたが、農家の高齢化が進み継続が難しくなり、22回目を迎えた今回で最後となりました。

今年で見納めとなるこちらの菜の花は、3月いっぱい楽しめそうだということで、「まつり」も4月7日まで開かれています。

© 株式会社あいテレビ