浜村淳、大阪の映画祭で特別功労賞も「で、何の賞ですか?」

関西の映画ファンが集まるイベント『おおさかシネマフェスティバル 2024』。その授賞式が3月3日、ホテル「エルセラーン大阪」(大阪市北区)にて開催され、同映画祭で総合司会をつとめる浜村淳が特別功労賞を受賞した。

『おおさかシネマフェスティバル 2024』で特別功労賞を受賞した浜村淳(3月3日・大阪市内)

1976年から始まり、通算48年目を迎える同映画祭。浜村は、2009年に特別賞を受賞して以来、総合司会として豊富な映画知識とユーモアあふれるトークで会場を盛り上げてきた。

今回、浜村がパーソナリティをつとめる長寿ラジオ番組『ありがとう浜村淳です』(MBSラジオ)が、50周年を迎えたことで贈られた特別功労賞。賞状や花束を受け取った浜村は同番組の歴史を振りかえりつつ、「で、今の賞はなんの賞ですか? 賞金は何円?」とコメントし、笑いを誘った。

さらに「ひとえにみなさんが支えてくださったおかげです。本当にありがとうございました」と感謝を述べ、会場は大きな拍手に包まれた。

また浜村は、過去の受賞者である趣里や綾野剛、桐谷健太らの名前を挙げ、「この『おおさかシネマフェスティバル』で表彰を受けた人は、映画俳優、映画女優、脚本家、監督、音楽、カメラマンの方・・・。みんな、グングンよくなっています。縁起がいいんですよね」と同映画祭の魅力を語った。

授賞式では、主演男優賞に『エゴイスト』の鈴木亮平、主演女優賞に『愛にイナズマ』の松岡茉優、監督賞に石井裕也、音楽賞に上原ひろみがそれぞれ受賞している。

取材・文/つちだ四郎

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