広島市中心部で大型電気バスが導入されるのを前に、3日、出発式が開かれました。
広島県庁で開かれた出発式では、広島バスと広島電鉄それぞれの大型電気バスが披露されました。導入される路線は、2つの会社が共同で運行している「エキまちループ」などです。
近藤志保 記者
「広島バスの車内です。走行中ですが、ほぼ振動がなく、とても静かな印象を受けます」
「エキまちループ」は、広島駅から鯉城通りや平和大通りなどを通って循環します。各車両には乗客が利用できるUSB電源の差し込み口が備えられています。
広島バス 高橋憲二 取締役管理本部長
「脱炭素化の実現になるようにがんばっていこうと導入を検討しました」
広島電鉄 椋田昌夫 社長
「遅れ気味のスタートではあるが、(2社が)情報を密に交換することで今後のカーボンニュートラルの対策を促進していきたいという気持ちで今回取り組んでいます」
大型電気バスは3月中旬から運行される予定です。