『DASH』巨大雪玉作りに力士の大栄翔、翔猿、大奄美が参戦 驚異的なつっぱりで巨大雪玉を転がすことに成功するも大雪に阻まれタイムアップ「悔しいですね」

追手風部屋の力士、大栄翔(だいえいしょう)、翔猿(とびざる)、大奄美(だいあまみ)が3日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。巨大雪玉作りに苦戦するメンバーのもとに駆けつけ、助っ人で参戦した。

今回の舞台はキャベツ出荷量日本一、『嬬恋(つまごい)キャベツ』で有名な群馬県嬬恋村にあるスキー場、『パルコール嬬恋リゾート』。

嬬恋キャベツの農家さんたちの多くが冬場はスキー場で働いているが、近年のスキー離れでピーク時の半分以下まで観光客が減少しているという。そこで、雪玉を転がしスキー場のコースをPRし、出来上がった雪玉をスキー場の新名物にするため、過去最大の雪玉を目指し2日間にわたってチャレンジすることに。

1日目はSixTONES の森本慎太郎、なにわ男子の大西流星、Travis Japanの松田元太と松倉海斗の4人と番組スタッフや地元の方々が加わって、雪玉『おきゃべ』を直径約155cm、重さ推定800㎏の大きさまで成長させた。

迎えた2日目、TOKIOの城島茂、SUPER EIGHTの横山裕、Sexy Zoneの松島聡、Aぇ! groupの草間リチャード敬太の4人が合流。横山は「このロケがめちゃくちゃ過酷って、めちゃくちゃ脅されたんですよ」と言うと大西は「地獄でした」と即答し、横山に「あんまハッキリ言うなよ」とつっこまれた。

2日目はスタート地点から約1300mの急斜面から雪玉作りが開始。「せーの」のかけ声で動かそうとするも、一晩置いたこともあってか固まってしまい、全く動かない。そこで、鉄パイプを使い“てこの原理”でようやく動き始めた。するといきなり猛スピードで転がり始めた雪玉『おきゃべ』。「やばいやばいやばい」「おきゃべ!」と一同が叫ぶと、200mほどで停止。壊れることなくさらに成長していたが、そのあとのカーブが続くコースでまたも爆走。「おきゃべー!」「落ちるな」「やばいやばい」の叫び声もむなしく林の中に落ちてしまった。

木にぶつかったものの少し欠けただけで割れなかったおきゃべ。しかし林の中に入ってしまった巨大雪玉をコースに戻すのは至難の業だった。通り道をスコップで掘っては、おきゃべを押すことの繰り返し。地元・嬬恋村の方々の力も借りて少しずつ進めていくこと1時間半、ようやくコースに復帰させることができたと思った瞬間、無情にもおきゃべはものすごい勢いで転がり始めた。皆が急いで追いかけるが、「どこ?」「見えなくなった」とおきゃべを見失う一同。巨大な雪玉『おきゃべ』はスタートから2100mを過ぎ、スキーコース裏の新雪エリアでようやくストップしていた。駆けつけたリチャードや松島たちは「おきゃべ、デカなってる」「生きててくれてありがとう」とおきゃべの無事を喜んだが、「それが10秒くらいでしょう?」「あの10m動かすのに俺ら何時間かけてる」とあっけにとられた横山に、森本は「これが雪玉(ロケ)です」と笑顔で言い放った。

新雪にはまってしまったおきゃべを再びコースへ戻そうとするが重みで沈んでしまう。実はこの日は東京でも積雪を観測した、日本列島に大寒波が押し寄せた日で、嬬恋村も今季一番の大雪となっていた。時間内にゴールまで間に合わせるためスノーバギーや圧雪車を使ってなんとかコースに戻し、再び転がし始めたが、直径約2m・重さ約2トンにまで成長したおきゃべは新雪に沈んで動かなくなってしまった。

そこに「ごっつあんです」と登場したのが、相撲界の名門・追手風部屋の大栄翔、翔猿、大奄美の3力士。都内での朝稽古終わりで嬬恋村に駆けつけてくれた。

早速おきゃべを動かそうと押し始めた3人だったが全く動かない。翔猿は「動かないじゃん、なめてた」と驚きの表情を見せた。

そこで鉄パイプで押し上げ、動き始めたところを力士3人で押し続ける作戦に。すると驚異的な力で約2トンのおきゃべを転がし続けることに成功。最強助っ人たちの活躍に「すげぇ」「かっこいい!」と賞賛と驚きの声があがった。

しかし無情にも降りしきる雪は激しさを増し、巨大化したおきゃべはなかなか進まず、ゴールまで約200mのところでタイムアップとなった。雪玉『おきゃべ』は直径220㎝、重さ推定2500㎏の大きさだった。

大栄翔は「雪がこんなに重くなるって知らなくて、悔しいです。リベンジしたいっす」と悔しさをにじませ、巨大雪玉作りは幕を閉じた。

後日、『おきゃべ』はスキー場の方々によって運ばれ、きれいな飾り付けや化粧を施してもらい、『パルコール嬬恋リゾート』で来場者を迎えている。

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写真提供:(C)日テレ

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