プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区3位の青森ワッツは第24節第2日の3日、青森市のマエダアリーナで同地区5位の福島ファイヤーボンズと対戦。15点のビハインドをはね返したワッツが85-82で逆転勝利を収め、4連勝を飾った。今季通算成績は25勝20敗で順位は変わらず。アルティーリ千葉が同地区優勝を決めた。
ワッツは第1クオーター(Q)、相手の強度の高い守備を前に、タフショット(難しい状況などからのシュート)を強いられ、わずか11得点。第2Q序盤には15点差までリードを広げられたが、その後はPG常田らのシュートで追い上げ、36-42で折り返した。
第3Q、ワッツはPFモンゴメリーが膝の不調で退き、PF・SFハミルトンも個人通算ファウルが退場目前の4回に達し、ベンチに下がる苦しい展開。それでもPF佐藤ら若手がゲームをつくり、PG池田の3点シュートなどで同点に追いついた。
最終第4Q、勢いづいたワッツは、池田が果敢にバスケットカウントを奪ったほか、満を持してコートに戻ったハミルトンが値千金の3点シュート。その後も相手のファウルを誘う巧みなプレーで得点、勝利をたぐり寄せた。